Coke, R (death. 1703)
 サフォーク(イギリス)の政治・経済学者。『危殆に瀕する,イギリスの教権と政権ならびにその貿易を論ず』A Treatise wherein is demonstrated, that the church and state of England are in equal danger with the trade of it..., 1671. はフォートリーの統計をそのまま信じ,ペティなどとは対照的に,経済力におけるオランダの興隆とイギリスの衰退とを憂える。少数の商人が貿易上の特権,さらには独占権を握っていることを激しく攻撃し,そのゆえに職人・製造業者たちが破滅に瀕していると主張し,航海条例はそれを助長すると見る。徒弟条令およびその基礎に立つ救貧法にも批判的である。外国からの原料のみならず製造品の輸入は,ものを豊富かつ低廉ならしめ,「貧しい職人たち」にとって好ましいともいう。なお彼は,ホッブズの『リヴァイアサン』に対する一論説 (1660)をも書いている。(学)


A Discourse of Trade (1670) (socsci.mcmaster.ca)
A Discourse of Trade (1670) (ecn.bris.ac.uk)
A Discourse of Trade (1670) (unimelb.edu.au)


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