Photo by Miyazaki International College, Japan
Kropotkin, P (1842.12.9-1921.2.8)
 ロシアの地理学者,無政府主義者。貴族の出身。黒竜江沿岸地域のコサック騎兵隊に入り (1862),満州近接のシベリア地区の地理学的探検隊に参加 (64)。のち,軍務を辞して (67),ペテルブルグ大学に入り,同時にロシア地理学協会の活動に参加し,従来のシベリア地図の不備を正し (73),またフィンランドおよびスウェーデンの氷河地帯を踏査した(同)。この頃から革命運動に関係し,スイス訪問 (72)に際してはジュネーブで国際労働者協会の一員になったが,同協会をも保守的と考えて,遂に無政府主義を信ずるにいたった。帰国後,この宣伝に従事,逮捕され (74),逃亡 (76)後,イギリスを経て,スイスに行き,更にパリに赴いて (77)社会主義運動に参加,再びスイスにもどり (78),革命的新聞Le Revolteを編集。アレクサンドル二世暗殺事件 (81)後,スイスから追放され,サヴォア (Savoy)のトノン (Thonon)を経てロンドンへ行き,再びトノンに戻った (82)。ここでフランス政府に逮捕されリヨンで裁判をうけ禁固5年の判決をうけた (83)。しかしイギリス,フランスの学者の釈放要求により釈放され (86),ロンドンに定住し,無政府主義に関する著述に従事した。無政府主義の理論家としてはきわめて有能であり,著書も多く,後世に多くの影響を与えている。ロシア革命後帰国し (1917.6)没年までモスクワ付近に居住した。[主著]Aux jeunes gens, 1881; La conquete du pain, 1892; Fields, factories and workshops, 1899; Memoirs of a revolutionist, 1899; Mutual aid, 1902; Russian literature. Ideas and realities, 1905; La grande revolution, 1909; 『倫理学』, 1922.(岩)


Mutual Aid : A Factor of Evolution (1902) (socsci.mcmaster.ca)
Mutual Aid : A Factor of Evolution (1902) (ecn.bris.ac.uk)
Mutual Aid : A Factor of Evolution (1902) (unimelb.edu.au)

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Anarchy Archives (Miyazaki International College, Japan)


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