Robespierre, M. F. M. I (1758.5.6-94.7.28)
 フランスの政治家。パリのルイ・ル・グラン学院を卒業し(1780),故郷アラスで弁護士を開業(81-89)。市民層の指示をうけて三部会議員となり(89),国民議会ではミラボー,バルナーヴに与し(90頃),議会左翼を形成した。議員の立法議会への再選禁止案を提出し可決さる(91)。その後ジャコバン・クラブ指導者として革命的民主主義の立場を守り,「清廉潔白者 L'Incorruptible 」と呼ばれた。パリ・コミューンに勢力をもち,小市民および無産者層の支持を得て議会多数派のジロンド党を圧迫し,社会革命を推進した。彼はJ. J. ルソーの強い影響をうけ,独立小生産者の共和国を理想社会と考えた。パリ市から国民公会に選出され(92),山岳党を率い,公安委員会に入り(93),ジャコバン独裁,恐怖政治を確立して,国内反革命勢力を一掃し,対外戦争の遂行に当った。ジロンド没落後,エベール派を処刑し,新興資本家と結託するダントン派を粛正した(94)。最高存在者崇拝の式典を挙行(同)。しかし社会的に解放された革命的階級の保守化,公安委員会内部の対立,保安委員会との対立などの社会的政治的条件は,反ロベスピエール派の結集となり,テルミドール9日のクーデタ(同,7.27)となり,彼は議会を追われ,一派と共に市庁に逃れたが,政府軍に襲撃されて負傷し,翌日弟 (Joseph de R. 1764-94),サン・ジュスト等と共に処刑された。[全集]2 vols, 1910-13. (岩)


On the Festival of the Supreme Being, 1794 (fordham.edu)
On the Principles of Political Morality, 1794, excerpts (fordham.edu)
Terror and Virtue, 1794 (fordham.edu)


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