Siéyès, E. J (Abbé Siéyès) (1748.5.3-1836.6.20)
 フランスの政治家。プロヴァンスに生れ,修道士となり,のちサルトルの司教代理(1784)。啓蒙思想に接し,政治改革に関心をもち,オルレアン地方議会議員となる(同)。大革命直前に『第三身分とは何ぞや』Qu'est-ce oue le tiers état?, 1789を発表してブルジョア革命の綱領を述べ,全フランスに反響を起した。三部会に第三身分代表として選出され,国民議会成立に指導的役割を果した。協議会成立に参加(90)。国民公会議員(92)。ルイ十六世処刑に賛成(93)。ロベスピエールが彼を「革命のもぐら」と称したようにジロンド党の黒幕的存在であったが,自分は平原党に属した。テルミドールの反動(94)後台頭し,公安委員会に入り,総裁政府下では五百人会議員となる(95)。大使としてプロイセン中立化に努力(98),総裁となってバラスと結び,B. ジュベール,J. V. モロー等の武力を利用しようとしたが,ついにナポレオン一世と結んでブリュメールのクーデタ(99)で執政政府を開き,第二帝政となる。共和暦8年の憲法制定に彼の提案は容れられず,ナポレオン独裁の前に敗退(同)。元老院議員,貴族となり王政復古にはオランダに亡命(1815-30)。(岩)


What is the Third Estate? (fordham.edu)


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